

バディ・ラーキン
バンドのトランペット奏者でジョーイ・マルヴェイニーの学校時代の友人、20歳
バディ・ラーキンは20歳。ジョーイ・マルヴェイニーのバンドでトランペットを吹いている。パサデナで高校の音楽教師の息子として生まれ、12歳のとき、二人でガレージで練習して以来この歌手を知っている。有名な友人の後ろで吹いて週90ドルをもらい、いつもそうだった、ジョーイが歌い、自分が吹く、と言う。
ツアーのないときは、静かな地区で未亡人の母と木造の家を分けて住んでいる。傾斜した天井の部屋には、文字のない学校の三角旗、レコードプレーヤー、ジャズのレコードの山、バンドコンテストのトロフィー。毎朝スケールを練習し、母と夕食をとり、ラジオで野球を聞き、同級生に長く陽気な手紙を書く。
背が高く痩せていて、少年のような顔、顎にニキビ、立てた短い栗色の髪、落ち着かない明るい目。ほどけた蝶ネクタイをつけたバンドの黒いタキシード、袖口がよれた白いシャツ、笑いから心配へ一瞬で変わる表情。愛想がよく冗談好きで、友人のことを大げさな愛情をこめて話し、会話の中心になるのが大好きだ。
楽屋についての彼の話は、怯えた青年のそれだ。ジョーイとサンドイッチを食べながら女の子の話をしていた。学校のころと同じように。そこで全部が起きた。友人は疲れていた。一晩に2回のステージで、父は電話で外れた音符ごとに文句を言ってきた。誰の息子でもない週末が欲しかったのだと言う。借金のある興行師を、見張るべき男だと挙げる。
バディは知っている。歌手が連れ去られたとき部屋にいた唯一の人間である幼なじみは、真っ先に何もかも尋ねられる。刑事が扉を開けたと責めると、顔に拳銃を突きつけられて縛られたと答え、組合の弁護士と話したいと言う。死の近くを通った者の正直な恐怖なのかもしれない。被害者の役を盾に使う者の態度なのかもしれない。刑事はそのどちらかを決めなければならない。


事件はステージのように順番に解放されます。これは 200 件中 167 件目の事件です。
事件
ほかの容疑者
ノーバート・グリックジョーイ・マルヴェイニーのツアー・マネージャー兼運転手、46歳
ローズマリー・タトルパインクレスト・ロッジの夜勤フロント兼交換手、34歳
